先週の重賞は関屋記念が◎レガーロデルシエロ、〇アルセナールの穴目から(といってもレガーロは赤オッズ9.0倍でしたが)狙っていきましたが完敗。
カナテープが4角14番手からの差し切り。キング姐さん、2週連続はないだろというところからあっさり2週連続重賞制覇。函館2歳は逃げ、今回は追い込みと変幻自在の立ち回りにあっぱれとしか言いようがない。ボンドガールも持ち味を生かすさすがの騎乗で2着死守。同着2着のオフトレイル、4着トランキリテらも含めてここまで追い込みが上位を占める関屋記念は見たことがない…
ブログの段階の先行馬からという切り口からして間違っていたm(__)m
今年は開幕週に移行したから尚更逃げ先行馬が強いと取りざたされていてこの結果。デジャブ…
例年、先行馬の強い函館記念も開幕週に移動して、例年以上に逃げ先行馬が強いとみたら、追い込み馬が台頭。競馬ってそんなに甘くないよなぁ…と改めて。
人と同じことをしていても勝てないというのが控除率75%の競馬というギャンブルなわけで、一般的に取りざたされるデータの裏をかいてこそということか。もっともカナテープに関しては、前走は先行策を取っていたし、あそこまで後方からになるとは思いもよらず。それでも能力を出し切ったキング姐さんの騎乗がやっぱり素晴らしかった。
この混戦レースで1、2番人気を軸にするつもりはなかったし、追い込みオフトレイルも手が出なかったので、ここは諦めのつく完敗。参考にならなかったのは申し訳ない限り。
東海Sは◎サンライズフレイムは5着、〇インユアパレスが2着。noteの方にはインユアパレスからも買うと記して馬券的にはささやかに的中できたけど、予想上では◎が来ていない以上、的中とは言えないので、この二択で裏目だったか…と悔しい限り。インユアパレスは近2走、最悪の臨戦過程でも崩れておらず、2走前にはビダーヤと0.0差。だからビダーヤとの逆転は可能と見ていたし、川田騎手を配して勝負気配ありありだったので、こっちが本命だったよなと終わってからは思ってみたり。それを【結果論】と言うのだが。サンライズフレイムの坂路の動きに惹かれてしまったのだよね。
まぁこちらは6番人気までが上位6頭を占めたということである意味順当な結果。結果としては無念であったけど、ブログの段階からこれらで決まるだろうと思っていた馬たちが来てくれたのでその辺は良しとしよう(自分に甘い)。
他は日曜日はこのあたり。
新潟5
1着◎トラストパイロ 2着▲シスター(10人気)
新潟8
1着△ノットファウンド 2着◎ダズリングダンス 3着▲モリノセピア
中京10
1着◎アメリカンポリス 2着△クリオシダード(10人気)
もっと的中率を上げたいし、美味しい配当もゲットしたいところだけど、まずは1日最低ひとつでも。
ただ、的中率を上げようとしすぎて置きに行ってしまうのは良し悪し。人気馬から穴目に流すパターンの方が楽ではあるけれど、そのパターンで穴目がきたのに本命が撃沈なんてこともしばしばあるので、時に思い切った軸選びも必要。その点、上記の新潟8のように5番人気を◎にできたことは収穫。また今週も頑張ります。
さて、今週はアイビスSDとクイーンS
アイビスの直千競馬はあまり食指の動かない舞台だけども、今年は頑張って予想してみようかと。もうざっくり各馬を確認して、自分の中でランク付けが完了しているので、AB評価の馬の見解を記していく。
A
ピューロマジック(→)
近4走はセントウルSが臨戦過程×で13着、スプリンターズSは相手が強く8着(それでも32.1のテンのスピードはここでは大きなアドバンテージ)、シルクロードSは休み明けの道悪で33.1の逃げは負荷がきつすぎた(むしろこれで3着ウインカーネリアンと0.2差なら評価対象)。前走のメイダンは差す形で新境地を開く5着。いくら1000mといえども一本調子の馬では厳しいのが本レース。そういう意味で差す形で好走できたことはプラスに働く。今回はまともなら先行策を取ってきそうだし、3歳の身で重賞連勝の力はここでは上。ネックはルメール騎乗で過剰人気になってしまいそうなところ。直千ともなると鞍上の比重はそこまで左右されないはずだし、ルメールのアドバンテージはさほど生かせない印象(それでもスタートが上手だし、優位なことには違いないが)。
モズメイメイ(⤴)
昨年は北九州記念3着の勢いそのままに当レースを勝利。今年は近6走中5戦で二桁着順と冴えない。ただ、今年の北九州記念は外伸び馬場の内枠だったし、その内枠で前壁からのブレーキで直線はほぼ何もしていない。戦前からメイチはここと思う節もあったし、前走を叩き台と割り切れば、舞台適性は高いだけに面白い。近走の大敗についても、そもそもG1、G2では足りない馬。G3の京阪杯は枠、阪急杯は距離長く展開向かずでいずれも言い訳の利く敗戦。昨年、北九州記念で激走した時も6走連続二桁着順だったように、大敗からも一変できる馬。夏馬だし、枠次第で上位評価。
テイエムスパーダ(→)
臨戦過程自体は前走が抜群だったので、その面からの上積みはない。ただ、去年の3着馬にして、前走の走りを見ても、当舞台の適性が非常に高い。昨年こそ韋駄天S組が好走できなかったが、基本的に韋駄天Sを人気で好走した馬は崩れない。昨年、韋駄天Sを1番人気1着からの臨戦だったチェイスザドリームは、韋駄天S時の臨戦が絶好で、臨戦面での上積みがなかった上に(その点は今回の本馬と一緒)、20キロ増では走れるはずもなく。これは陣営の仕上げミス。ここまで馬体重が増えていなければ、3着くらいには走れていたのでは?とも思う。本馬は仕上げに抜かりがなければ順当に上位評価。ただし、昨年に比べて妙味がなくなった上に、昨今は1200m重賞からの参戦馬が多く、レベルの低い韋駄天Sを好走したとて過信はできない感はある。
ウイングレイテスト(⤴)
昨年、2着に好走した函館SSで今年は11着。8歳になってさすがに衰えも懸念されるが、前走は能力負けというよりは状態面に疑問(休み明けで20キロ減では走れるはずもない)。昨年の2着馬にして、昨年のスプリンターズSでも超ハイペースについていくスピードを見せた。5か月前のオーシャンSでママコチャの3着に走れており、条件面が噛み合えばまだまだやれそう。しっかり調教を課した上で馬体重の回復、枠が味方すれば。
ショウナンハクラク(→)
OP入り後はどれだけ頑張っても入着までという馬だが、以前は追い込み一辺だったのが、近走は先行する競馬ができるようになっているのは良い兆候。OPだろうと重賞だろうと自身の力を出し切って惜しいところまで差し込んでくる。そこまで差のないレベルのモズメイメイ、ウイングレイテストらが初の直千で結果を出したように、1200m重賞でそこそこやれる馬がここに転戦してくれば、能力的に優位に立ち回れる。直千といえども重賞ともなれば、行った行ったの単調な結果ばかりではなく、後方から追い込んでくるケースもあるので、初のこの舞台で溜めが利けば差し込んでくるイメージもできる。
これら以外だと、シロン、デュガあたりの穴っぽいところも気になっているけど、やはりこのレースは枠が肝要。あまり枠にこだわりすぎると、先週日曜日の直千競馬や2年前の当レース(1枠と2枠の馬が好走)のようなこともあり得るけども、何はさておき枠が出ないと始まらない感はあるので、この後はしばらく寝かして他のレースに着手。
↑特別戦からの注目馬
先週こちらで挙げた馬
トルーマンテソーロ(3番人気13着)
ハイペースでも逃げ、番手の馬が3着内に残る流れの中、本馬は4番手から失速。テン34.0ほどの激流耐性がなかったことと、好走時は揉まれない形の先行策が多かったのが、今回は内枠で終始内。関西圏のレースでは地力自体も見劣ったかもしれません
レッドフェルメール(1番人気2着)
2着でも勝ったミニトランザットには完敗。直線で不利は受けたものの関係なし。この絶好臨戦でもこの結果は相手が重賞好走馬であることもあるが、少頭数よりは多頭数の締まった流れの方が良いのかなと。それにしても、不利を受けて川田騎手がやめなくて良かったというのが率直な感想

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。