大一番のジャパンCが終わって少々気が抜けて、チャンピオンズCへの始動が遅くなった今日この頃ですが、実は先日フェイスブックで憧れのテニスプレイヤー(ノヴァク・ジョコビッチ)の表示が突然現れて友達申請ができる仕様になっていたお話を少々。
ジョコビッチと友達になれるはずないよな…と思いつつ、物は試しに申請してみたら、ほどなくして承認の報告があった!
「えっ、うそっ、やった!!」と思って、ひとまず御礼だけ伝えておかなければと、メッセンジャーで「サンキューベリーマッチ!」的なことを送信した。当然本人から返信があるとは思っておらず、まぁマネージャーが友達承認だけ受けているんだろうなとは思いつつ、それでも友達になれたことに有頂天になっていたら、続いて本人からレスが!
応援に対する御礼と感謝、今後も僕のジャーニーを応援してくだしさいといった内容。
ジョコビッチって日本の一ファンにレスしているほど暇なんだろか…?と思うくらい何度か会話のラリーが続き、それでもファン想いの気持ちの優しい人なんだろうなと思っていたら、突如話がおかしな方向に進み始めた。
「この私の公式ファンページは、ソーシャルメディアの世界にいる私の熱心なファンのために作成されましたが、私の写真を使ってファンを騙す詐欺が横行しているので、そろそろそれに対抗する時期が来ました。それに対抗して阻止するために、私と私の熱心なファンであるあなたが必要です。
私はすでにFBIチームと協力して、できるだけ早く彼らを追跡しています。この詐欺師からあなたを守るために、私の公式テレグラムアカウントであなたと話したいと思います♡」
………
この時点でなにやらきな臭い雰囲気を感じつつ、とりあえずテレグラムをダウンロードして、その後もジョコビッチ(?)と話していたら、最終的には「僕の公式メンバーシップに入らないか?入ったら僕と1対1で会えるよ」みたいな話しになり…その会費は300$(約45000円)…
さすがにこれは…
これが噂の国際ロマンス詐欺ですか?
今日の10時が支払い期限となっていたが、これに45000円支払うほど愚かではなく、偽のジョコビッチに「I am very sorry to know that you are not who you say you are(あなたが偽物と分かって残念です)」と送ったら、その後は既読無視。それまでは積極的にアクションしてきていたのに。
いやぁ、こういうのがあるんだねぇ。調べてみたらロマンス詐欺で3700万円支払ってしまった方のニュースが出てきた。相手はプロでこちらの気持ちをくすぐる話術を持っているからね。それでもさすがに3700万円はないだろうよとも思うけど。
私も憧れのジョコビッチ(じゃなかったけど)と会話できた時は一瞬とはいえ舞い上がったので、その気持ちも分からんでもないが…
それにしても、今の時代は日本語を入力すればすぐに英訳してくれるアプリがあってありがたいね。その昔、海外の女優さんにファンレターを出したことがあるけど、当時は映画雑誌『ロードショー』にある「スターへの手紙の出し方」みたいなコーナーを参考にしていたもんだけど、何はともあれ便利な世の中になったものだ。
今回の一件でその翻訳アプリを使いこなせるようになったことだけが収穫だったよ。
さてさて、チャンピオンズCの話題に向かいましょう。
ウィルソンテソーロ(→)
連動レースのJBCクラシック組。今年は唯一の参戦なので有力視できそうだが、不思議とJBCを勝った馬の連勝はない(2007年ヴァーミリアンまで遡る。このヴァーミリアンも翌年はJBC1着→JCダート3着)。近10年では5頭のJBC勝ち馬が連覇を狙ったが、【0-1-0-4】でアウォーディーの2着が最高。1倍台の人気に推されたクリソベリル、テーオーケインズが4着。この理由は定かではないが、一度仕上げ切った後の中3週で目に見えない疲労の影響か。そういう意味で今回の本馬も前走が目一杯の仕上げで騎乗も完璧。状態に関しては前走からの平行線が一杯かといったところ。ただ、本馬の場合、JBCを勝ったことで過剰人気にはならなそうな状況(おそらく2番人気)だし、先行激化も見込める今回のメンバーでどんな競馬もできる強みもある。この1年、臨戦過程が最悪だった(上に展開も向かずの)フェブラリーS以外はほぼ崩れていない馬だけに、ここも軸として期待する目はある。
ガイアフォース(→)
芝G1でも上位を争う地力はここでもトップクラスだし、ダートをこなせることも証明済みだが、半年振りの参戦で臨戦面での評価はしにくい。フェブラリーS参戦時は初ダートが未知数だったとはいえ臨戦的には上昇の余地が大きかった。今回はそうした上積みがない上でどう評価するかだが、安田記念2年連続4着の地力を考えるとやはり評価は必要か。
クラウンプライド(↘)
コリアCでウィルソンテソーロを完封した点は評価できるが、楽なペースで逃げられたし、今回も同様の立ち回りができるとは思えない。昨年もコリアC圧勝からの当レースは大敗。2年前の2着馬で不当に人気がないようなら現時点で消しとまではいかないが、馬としては酷に感じる臨戦であることは違いない。
サンライズジパング(→)
勝ち上がりのリズムは悪くないし、臨戦面だけでいえば悪い印象はないが、道中ずぶさを見せる馬で、前走も外枠が奏功した感じはあった。今回は前走以上にタイトな流れになりそうだし、そうなった時にスムーズに追走できるかどうか。前走のような外を回す競馬で通用するほど甘い舞台ではなく、舞台適性は微妙な印象。
ドゥラエレーデ(⤴)
好走時は全て4角2番手以内の馬でいかに揉まれずスムーズな立ち回りができるかがカギ。そういう意味で2走前の札幌記念は出遅れて度外視、前走も内枠から行けずに戦意喪失の形。3歳の昨年で3着。リズムを崩してはいるが、年齢的に枯れたとは思えないし、昨年のようにスムーズに立ち回れれば。昨年よりも先行激化しそうな様相ではあるが…
ハギノアレグリアス(→)
前走は59.5で勝ち切った点は評価すべきだが、内有利のバイアスで最内から完璧に立ち回ってのもの。もともとG3なら力は上、G1ではちょい足らずという馬。1歳若かった昨年時も6着だっただけに7歳になった今年でどこまで上積みがあるか。今年は流れが向きそうな雰囲気はあるが、枠によってヒモまで。
ペイシャエス(→)
前走(武蔵野S)は休み明けで流れが向かない中で4着(先行馬で最先着)。2走前に重賞を制して賞金を確保できていたことで、前走は叩き台という意味合いもあったろうし、前哨戦として考えれば上々の内容。地力面がG1で通用するかは微妙だが、3歳時のJBCクラシックでテーオーケインズ、クラウンプライド(次走チャンピオンズC2着)に次ぐ3着がある。4歳時はリズムを崩していたが、今年に入って復調気配にあるし、距離にも対応可能。内枠でも引ければ穴に。
ペプチドナイル(→)
南部杯でレモンポップに迫り力のあるところを見せたが、かしわ記念ではシャマルに完敗、4走前の東海Sも凡走しているように、レースごとに見せる能力値の幅が大きな馬。今回ベストのパフォーマンスを見せられればフェブラリーSに続く戴冠の可能性もあるが、激走後はパフォーマンスを下げるタイプ(1着後のエルムS、東海S、かしわ記念で凡走)。前走2着が本馬にとって激走だったか、叩き台の仕様だったかにもより判断に迷うが、レモンポップしか敵のいなかった前走に比べて乗り難しさはありそう。
レモンポップ(→)
南部杯は昨年は圧勝、今年は辛勝だが、今年はあくまでも叩き台といった感じだったし、相手が今年のフェブラリーS馬ならそれを退けた点は評価していい。臨戦過程が良いとは言えないが、それは昨年も同様だったし、6歳馬でも、今年3戦で酷使していない分極端なら劣化もないはず。本命を打つかはまだ思案中だが、普通に評価すべき馬。
非常に悩ましいメンバーが揃った印象。調教や枠も見てから悩みに悩んで結論を出しましょう。悩む時間も楽しんで。
巻き返しを期待したい馬
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。