先週は難解なCBC賞を◎ドロップオブライト、○グランテスト、△スズハロームで的中。本命をドロップオブライトにするかグランテストにするか最後まで迷い、さらにスズハロームも登録メンバーを見た瞬間に最初にビビッと来た馬だったので、どれを本命にしていても一応的中ではあったのですが、3頭の中で最も人気のない馬を本命にして、それが勝ち切ってくれたことが収穫だったなと思います。
札幌記念は○ジオグリフ、▲ステラヴェローチェは良かったのですが、思考停止でプログノーシスを本命にしてしまった点は反省。今回に限らず、私の見解の中で、「決して良い臨戦とは言えないが、能力自体は上で…」といったような書き方をすることがあるのですが、まさに今回のプログノーシスがそれ。いやいや臨戦過程が良くないなら本命にすんなよと、終わってから自己突っ込みした次第であります。
先週心に残ったレースは日曜札幌1の2歳未勝利戦。一見すると9頭立ての朝イチのレースで注目するに値しないのですが、この日の私の勝負レースはここでした。
1着 オーケースマイル(◎)
2着 ホウオウライダイ(○)
8着 シカレ(△)
ここはオーケースマイルの勝利は確実と思っていて、相手もほぼ2頭。よって、オーケースマイルからの馬単か馬連(私は万が一を考えて馬連(枠連)にしました)2点で十分。しかも、古川奈穂騎手騎乗のシカレが思いがけず2番人気の過剰人気になっていたので、比重はホウオウライダイの方にしました。
ホウオウライダイが大きく出遅れて、シカレが頭を上げながら番手追走していたので、序盤で2頭とも終わった…という絶望感はあったものの、直線では栗東CWで5F64秒台で動いていたホウオウライダイの末脚が炸裂してめでたく的中。
結果、馬連6.6倍(実際に買ったのは枠連でしたが同オッズでした)。
2点で6.6倍。
一見すればやっすいレースを当てただけなんですが、下手にごちゃごちゃ点数を増やして大魚を狙うより、こんなシンプルで堅調な買い方もありだなぁと思った次第。2歳戦は稽古で動いていても初戦は能力を発揮できず、2戦目以降にガラッと変わるケースもあるので、当週の追い切りだけでなく過去の追い切りも通してチェックするようにしています。
さて、今週は新潟2歳Sは参戦に値するレースではなさそうなので、重賞はキーンランドC1本。同じ短距離レースのCBC賞が終わったばかりでまた今回も難解な短距離かい…といった感じですが、今回も何とか的中できるように、まずは各馬の臨戦過程評価から。
エイシンスポッター(→)
臨戦過程的には2走前より下、前走よりは上といった感じ。既にG3なら実績があるし、終いは確実なので流れ次第で。モレイラで新味が出れば捨てきれない感も。
エトヴプレ(→)
臨戦過程の良かった前走で結果を出せなかったのは、フィリーズR→桜花賞5着激走の反動疲労もあったのでは。桜花賞は単なる5着ではなく、差し馬が上位を占める厳しいペースを2番手から粘り込んだもので地力は相当。葵Sは圧倒的に前有利の中、8番手から差す形で追い上げたのも収穫。臨戦過程だけなら前走時の方が良かったが、前走からひと息入れて立て直された今回は古馬相手でも侮れない。
オオバンブルマイ(→)
NHKマイルC3着馬で能力の高さは証明済みだが、あのレースでその後好走したのは2着ウンブライルだけ(それも2着まで)という現状。その後は海外を転戦していたので、現在の能力比較は難しい。叔父叔母に短距離洋芝を得意としたビアンフェ、ブランシールがいるだけに適性はありそうだが、状態面を見極めて人気次第で押さえるか押さえないかという感じ。
オタルエバー(→)
前走(函館SS)は上手に立ち回ってビッグシーザーと0.1差。重要でも通用するところは見せたが、臨戦的には前走の方が良かったので、前走からどこまで上積みがあるかどうか。鞍上(松山騎手)は不気味なのでヒモに押さえるかどうかまで。
シュバルツカイザー(→)
絶賛大スランプ中だが、年始のOPでは着差以上の強い内容で勝っているし、昨年の当レース4着馬なので、能力全開なら通用しない馬ではない。前走で本命を打った手前、もう一戦追い掛けたい感じはあるが、現実的に現状からの一変は厳しいか。
サトノレーヴ(→)
函館SSは着差以上の完勝も枠も鞍上のアシストも完璧で過度の評価はできない
近走の充実ぶり+レーンから格好はつけてきそうだが、イメージ的には勝ち切るよりも3着あたりといった感じ。逆に勝ち切るようなら本番では評価を下げたい
セッション(→)
前走(函館SS)は初の1200mで控える形で最速上がりを駆使。4角16番手から3着(ビッグシーザー)と0.3差なら悪くはないが、勝負を捨てて着狙いの騎乗だったからこそ、あそこまで走れた感じもある。前走の方が臨戦過程は良かったし、当時以上があるかは微妙。
ゾンニッヒ(⤵)
前走は内前有利馬場を内枠から一旦下げて大外ぶん回しの非常に強い内容。条件やタイミング次第で重賞でも通用する馬だが、今回は前走の勝ち方があまり良くはない。川田騎手への手替わりだが、武豊騎手の方が手の内に入れている印象もあり、中途半端に人気するようなら軽視したい。
ダノンマッキンリー(→)
前走(UHB賞)は絶好の臨戦過程だったが6着まで。それでも極端な立ち回りをすることなく、好位から0.2差なら悪くはない。4角14番手からトラックバイアスと反した形で勝ち切ったファルコンSが非常に強い内容で能力の最大値はここでも通用。
ナムラクレア(⤵)
臨戦過程が悪い中でも崩れない強靭な精神力の持ち主。今回も高松宮記念を激走した後の一戦で(あくまでも叩き台ということもあり)決して良い臨戦とは言えない。それでも今回も無様な競馬はしないだろうが、ヴィクトリアマイルを挟んだ昨年の方が良い臨戦とも言えた。軸には無難なタイプだが、人気必至のここで軸にする気はしない。
ビッグシーザー(⤴)
前走(青館S)はだらしない敗戦だったが、重賞好走後、中2週の参戦で出走意図も掴めなかったし(賞金加算が目的だったのだろうが)、59キロをおして出走するほどのレースだったかは微妙。枠も良くなかったし、酌量の余地はある。オーシャンS(2着)、函館SS(3着)の内容からここでも上位。坂井騎手とのコンビはではほぼ崩れてもいない。
プルパレイ(→)
近2走で復活を見せているが、いずれも内枠で鞍上の完璧なアシストはあった。好走を続けても重賞ではまだ人気にならなそうで、ある意味狙い目かもしれないが(内枠なら)、重賞までいくと少し足りない印象はある。2走前の浜中騎手、前走の武豊騎手も手を離れ(致し方ない面はあるが)、良くてヒモまで。
モリノドリーム(→)
臨戦的には可もなく不可もなしだが、前有利の流れを好位から差し切った前走は強い内容。ただ、能力上位のビッグシーザーが能力を発揮できず、それ以外の上位馬のレベルは微妙。ルメール騎乗で中途半端に人気するようだとそこまで食指は動かない。
今週も予想と競馬を楽しんでいきましょう。
↑特別戦からの注目穴馬
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。