セントウルSはスプリンターズSの王道前哨戦。昨年のメイケイエールこそ敗れたが、それ以前の4年間、ファインニードル（スプリンターズS1着）、タワーオブロンドン（スプリンターズS1着）、ダノンスマッシュ（スプリンターズS2着）、レシステンシア（スプリンターズS2着）、ピクシーナイト（スプリンターズS1着）という成績を挙げている。
ただ、ここに挙げた馬たちは、セントウルSを1、2番人気で連対。人気薄で好走するような馬は本番で出番がないと思っていい。
ということで、今年のメンバーにスプリンターズSで出番がありそうな馬はいるか、その馬はここで人気に応えて連対ができそうか等、先も見据えつつ検討することにした。
今年の人気はピクシーナイト、アグリ、ビッグシーザー
先に挙げたファインニードル、タワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、レシステンシア、ピクシーナイトのうち、3歳だったピクシーナイトはG3勝ちのみの実績だが、キャリア2戦でマイルのG3を制した実績があった。他の4頭はG2以上勝ちを含む複数の重賞タイトルを保持していた（＝明らかな格上馬）。
今年このラインナップに該当するとしたらピクシーナイト
アグリはG3をクビ差で辛勝の1タイトル、ビッグシーザーに至っては世代同士のG3ですら取りこぼした。この2頭は人気に推されてすんなり勝ち切った過去の1番人気馬ほどの信頼感はなさそう。
かといってピクシーナイトも休養前の力を取り戻しているのかが分からない。取り戻していれば能力は断然だし、過去の1番人気がそうであったように、前哨戦の8分の仕上げだったとしてもきっちり結果を出せるとは思うのだが…
5年連続1番人気が勝っているように基本人気馬の強いレースだが、今年はどの馬が1番人気になったとしても心もとなさが伴う（そもそもどれが1番人気になるかも現時点では分からないが）。
上記3頭のうちいずれかを本命視する可能性も残しつつ、今年は人気薄から攻めるのもありかもしれない。
というわけで今のところ気になっているのはこの馬
ジャングロ
近年は絡んでいない前走アイビスSD組だが、かつてはこのレースでの好走もたびたびあった。その理由として考えられるのは、開幕の阪神1200mは圧倒的に逃げ先行馬が有利なので、前走で直千の速い流れを経験していることが有利に働くからだろう。基本的にはアイビスでも上位争いした馬しか来ていないが、本馬は前走が1年以上の休み明け。内枠から6着なら上位争いしたに等しい実績と贔屓目で見れば、そして内枠でも引いて武豊の逃げが炸裂するようなら粘り込みも十分ありそう。
まだ火曜日時点なのでざっくりな雑感ですが、あとは枠も大事なので、おいおいじっくり考えます。今週もどうぞよろしくです('ω')ノ
↑セントウルSもう一頭の注目馬
レースセンスがあって相手になりに走れる上に阪神では4勝。追い切りも絶好で、これも内枠を引ければ大崩れはしないとみる。
1970年代生まれ。生粋のギャンブラー（中央競馬のみ）でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との２人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。