狙い馬 競馬

2021.3.20(土)中山の狙い馬

最近は想い出の名馬の訃報が多いと思っていたら、一時期クラブ会員になったこともある岡田繫幸さんの訃報まで…

人の致死率は100%とはいえ、突如そうした知らせを受けると、容易にその状況を受け入れられないし、競馬界の一つの時代が終わったようで悲しくなるね。

20数年前に聞いたマイクパフォーマンス、お客のツボを心得た名調子、今だに脳裏に残っているなぁ。

 

それでも競馬は続くよどこまでも…

馬券を買えることに感謝して明日も楽しんでいこうか。

 

中山1

⑪マザーフェイヴァー

中2週となる今回は稽古も軽めだが、休み明けの前走時は坂路で52秒台を馬なり、ウッドでも5F66秒台をマークしていたように素質を感じさせる動きを見せていた。それで穴馬として推奨し、結果は5着だったが、テン3F33.6のハイラップを刻みながら5着に粘った内容は悪くない。そこで先着を許した馬が2頭も出走してくるが、叩いて息持ちも変わってくるだろうし、マイペースでいければ前走以上に走れておかしくない。

 

中山3

④キタノリューオー

前走はダート替わりが良かったとはいえ、揉まれる競馬にも屈せず、直線砂をかぶりながらもしっかり伸びてきた内容が良かった。1番人気のグランディスに臨戦面の不安、3番人気のモンチも前走は出たが出遅れ癖があるだけに、人気馬の中で最も動けそうな本馬から。

穴⑦アジリティ

一週前に坂路で木幡巧騎手を背に52.1-37.8-24.5-12.5(馬なり)をマーク。この時計は未勝利突破レベル。スローペースを先行しながら早めに失速したデビュー戦は明らかに距離が長い印象だったし、アジアエクスプレス産駒は当舞台の複勝率が35%(前走は0%)。条件一変による変わり身が期待できる。

穴②ニャンニャン

デビュー戦はスローペースを先行しながら5着、他に瀬能した馬が上位3着までを独占したことを思うと物足りなさも感じたが、ディスクリートキャット×タイキシャトルの組み合わせなら距離は更に短くても好都合。小柄な牝馬で重いダートになると微妙だが、お湿りがあって軽いダートなら前進があっていい。牝馬ながら牝馬限定の1レースではなく混合のこちらに回ってきた点も気になる。

 

中山4

⑬ナックイルーシブ

デビュー戦の2着を最高に以後は物足りない戦績だが、当時の勝ち馬がベゴニア賞勝ちのキングストンボーイでそれとクビ差。3着以下には7馬身付けていた力は未勝利なら足りるはず。2走前は逃げて目標になったことで9着に敗れたが、速い上がりを使えない馬なので、本来この舞台はベストに近いはず。中間の稽古では10日にウッド5F65.0の自己最速時計を馬なりでマークと状態も良さそうだし、一部の馬を除けばかなりの低レベルなので自分の競馬ができれば十分通用。

 

中山9

②モクレレ

ディープインパクト×完成度の早かったアパパネの仔となると、7歳になっての大きな上積みは期待できないが、1年半ほどの休養を差し引けばまだ馬は若いはず。それだけ長期の休養を経て挑んだ昨年9月のテイエムオペラオーCは今回と同舞台。一番人気のヴァンランディにこそ屈したが、それに上がりでは上回り2着を確保。ヴァンランディがその2走後には3勝クラスまで突破したとなるとその価値も高まる。休み明け2走前のオリエンタル賞(東京芝2000m)は、中山から東京への舞台変わり、しかも7頭立てだったため完全な上がり勝負の形となり、本馬自身も33秒台の脚を使いながら4着。ただでさえ長期休養明けの反動が懸念される中でこれだけ条件が変わってしまうと馬が戸惑うのも無理はない。2走前は中山に舞台は戻ったものの、距離は2200m。この兄弟は全弟のジナンボーもそうだが、2200mを超える距離になると結果が出ていない。アパパネが短距離志向の強いソルトレイクの血を内包しているため距離は2000mまでが理想。前走に関してはダートが合わずで片づけられるし、今回はようやく言い訳の利かない舞台、臨戦での参戦となる。であれば、もとの地力はこのクラスでは上位なので。

⑦アルディエンテ

①スマイル

 

中山10

⑫トランスナショナル

昇級の勢いを駆って2番人気に支持された前走は1番人気アメリカンシードと一騎打ちの様相だったが、逃げ切ったアメリカンシードが強すぎてそれを2番人気の立場として早めに追従せざるを得なかった本馬が直線半ばで息切れ。他の先行馬も軒並み後ろから数えた方が早い着順となっていたし、先着を許した馬たちはいわば漁夫の利を得た格好。ここは相手が悪かった。水の浮くような不良馬場で時計が速すぎたことも災いしたように思うし、この一戦だけではまだ見切れない。

④キャンディスイート

 

中山11

このレースは前走で1着だった馬が馬券になる(過去10年必ず)。そして関西馬もほぼ馬券になる(過去9年該当)。よってそれに該当する◎○が上位評価となるのが妥当。いずれも少頭数だし、着差的にも過分に評価できる内容でもないことは確かだが、若駒は勝って勢いのある馬はそれだけで有利なのだ。そしてこの2頭がそこまで人気になっていないのだから迷う手はない。この2頭から上位人気2頭へのニコニコフォーメーション発動か。

◎⑦エンスージアズム

○⑪ルース

▲⑯イズンシーラブリー

△⑬ユーバーレーベン

☆⑥グローリアスサルム

△⑤クールキャット

当初フミチャンを本命に推そうと思って長々と見解を書いたが、冷静になるとどう考えても本命はやりすぎだろと思って、この見解も消そうと思ったが、せっかく書いたのでこのまま(今ではヒモの末端w)。

△⑩フミチャン

デビューからの芝の2戦を5着で勝ちあぐね、ダートに矛先を向けて2戦目に勝ち上がってきた馬だが、デビュー戦は牡馬混合の東京1800m戦。勝ち馬ヴァイスメテオールは現在3戦2勝、3着、4着馬も次走であっさり勝ち上がっているようにレベルはそれなり。それに先行各馬が33秒台の上がりを繰り出してそのまま上位入線するような流れは本馬に合わないし、だからこそそうした特性を要求されない今回の舞台では脈があるとも言える。2戦目も東京2000mの上がり勝負で切れ負けなので気にすることはない。ダートでの勝ち上がりといっても、ダート適性が極端に高いというよりは相手弱化によっての順当勝ちという見方もできる。それは半姉フェアリーポルカ、半兄ココロノトウダイがいずれもこの中山芝コースで重賞実績があることからも伺える。本馬の母フェアリーダンスはトゥザヴィクトリーの半妹。トゥザヴィクトリーといえば、自身が中山の有馬記念で3着したのを筆頭に、その仔たち(トゥザグローリー、トゥザワールド、トーセンビクトリー)も中山重賞で勝ち鞍があるように名うての中山巧者の血筋。この血統的背景があって、本馬の父クロフネもイメージほどダート専用というわけではないし、今回の舞台で血の覚醒を期待しても決して無理筋ではない。もちろん推奨の背景には臨戦過程の良さもある。

 

中山12

穴⑮ダイシンウィット

確たる馬のいない低レベルな組み合わせ、そして強力先行馬も少なく前が残る想定。であれば昇級でも勢いのある先行馬の本馬が通用してもおかしくない。一時期不振に陥っていたが、未勝利を0.8秒差で圧勝したぐらいの素質馬だし、軌道に乗った今なら現級でも十分やれていい。

穴⑨ジーニー

 

 


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