競馬

2020 関屋記念 木曜時点の見解

トロワゼトワルは高速決着希望

昨日、関屋記念の狙い馬の一頭としてトロワゼトワルを挙げたが、今週の新潟はどうやら天候不順のようで微妙なところ。そうでなくても先週からの雨で馬場は傷んでいる。

この馬がオープンに上がってから最も高いパフォーマンスを発揮したのが京成杯と敗れたとはいえヴィクトリアマイル。

このいずれもが高速決着だったので、パンパンの良なら面白いと思ったが、今の馬場だと本領発揮というわけにはいかないかもしれない。

もともと本命までは考えていなかったが、若干評価を下げる方向に転換。

 

本命候補

そして現時点での本命候補だが、アンドラステだ。

この馬は前走時にも評価していたが、あまりにも馬場が悪かったので馬券はパスした。

しかし、買っていたならば「もう少し何とかならんかったんか~い!」と突っ込みを入れていただろう。

それぐらい3着ときわどい4着だった。

 

買わなかった理由のひとつに「外枠だったから」というのもあったのだが、事実、枠が明暗を分けたようなところもあった。

勝ったダイワギャグニーは道中2番手、2着は最内枠を利してロスなく乗られたソーグリッタリング、逃げたトーラスジェミニが波乱の立役者となる3着。

 

前と内しか残らない馬場で不運の大外枠から、唯一きわどいところまで差し込んできたのがアンドラステというわけだ。

この一戦だけでもこの馬の高い資質、道悪でも投げ出さない根性に道悪適性までもが証明された。

今週の新潟の馬場は当時ほど悪くなることはないだろうが、いずれにせよ多少力を要する馬場になれば、血統的にも本馬にとって都合よしといったところだ。

 

今年は距離短縮馬有利?

過去10年、距離短縮馬の馬券絡みは7年。

いずれも良馬場での開催だが、タフな馬場になればなるほど、直近で長い距離を走っていたことは有利に働くと考えられるので、例年以上に距離短縮馬が有利になると見立てればその点もいいだろう。

 

その観点からは、前走同じ組のサトノアーサーもいいと思うのだが、こちらは3戦連続一番人気の支持を集めながらひとつも勝てていない明らかな人気先行タイプ。

意外にも初となる新潟がズバッとマッチしそうな雰囲気がないこともないが、馬券のセオリーから考えれば、この馬を本命視するくらいなら、同じローテで若くて伸びしろの大きそうなアンドラステを選択する方が理にかなっていると思う。

 

ただ、これがまた良馬場となると、オルフェーヴル<ディープインパクトという側面もあるし、良馬場ならそもそもトロワゼトワル本命でもいいのではという話にもなってくるので、最終的には土曜日の馬場を見てから。

今のところこの3頭が本命候補ということで。

 

ヒモ候補はたくさん

あとは前走内容の良かったミッキーブリランテ(中京記念6番人気以下は0-0-0-28の呪縛あり)、追い切りの良かったグルーヴィットジャンダルム、G1級の能力に敬意を評してクリノガウディー、福永がランブリングアレーではなくこちらを選んだプリモシーン、穴群としては、前走がきっかけとなればのプロディガルサン、大型馬の先行タイプというこのレース好走馬に合致したミラアイトーン、臨戦的には一番いいとも思えるメイショウグロッケあたりまで。

グルーヴィット、クリノガウディー、プリモシーン以外は人気もなさそうだから、ちょっとぐらい手広くいってもね。

 

では重賞はこの辺で。

今週は3場だから早め早めでチェックしていかねば。

 


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