狙い馬 競馬

2020 中日新聞杯 穴馬カルテット参上!

今年の中日新聞杯、例年にも増してカオスなメンバー構成。

このうちの何頭かでも、特にヴェロックスあたり、先週のチャレンジCに出ていたら向こうも盛り上がったろうし、この馬としてもハンデ戦よりは別定の方が良かったような気もするけど、その辺を汲んでこちらに回ってくるのだから、何かしらの意図はあるんだろうね。

まぁ、この推定1番人気馬について語っても仕方ないので、今夜は穴馬の発掘作業といこう。

それでは、高尚な推理ゲームのスタート!

 

…しかし、穴っぽい馬だけでも五指に余る…ほんまに混戦だわ。

だからここでは絞らず気になる馬の語り部となろう。

 

穴馬エントリーNo1

インビジブルレイズ

かつて惚れ込んだこの馬のことは条件戦時代からOP、重賞までいける器と見立てていたし、今から2年前、この馬の複勝に30万円近くを預けたこともある思い入れのある馬だ。

しかし、実際にこの馬が3勝クラスを勝ち、さらにOPまで連勝した時にはその恩恵に預かることができなかった。正直なところ、3勝クラスで頭打ちかなと軽んじてしまったのだ。

この息の長い成長はハーツクライの賜物だろうか、何気に母父サクラバクシンオーも成長力のある血筋であるし。

OPを勝った後の4戦は5着、17着、15着、9着と全く冴えないが、4走前(新潟大賞典)が休み明けの初重賞挑戦を思えば入着は立派との解釈も。3走前のエプソムCはこの馬が大の苦手な不良馬場、2走前(新潟記念)は休み明けで14キロ増、体が絞れた前走(オクトーバーS)はまたしても道悪。

このように近3走はいずれも明確な敗因あり。追い切りは動く馬だが、先週のウッドの動きも上々で、ノッてる新進気鋭の団野騎手が前走で3着に導いたレイホーロマンスではなくこちらに騎乗してくるのも心強い。

 

穴馬エントリーNo2

サトノガーネット

この馬はどちらかといえば人気寄りかもしれないが、人気しにくいタイプなので今回もそこまで人気はしないだろう。

実はこの馬は昨年は評価していてブログでも挙げようと思ったが、やっぱりないかと取り上げるのをやめてしまった経緯がある。それだけ去年は臨戦過程が良かったのだ。

今年は同じエリザベス女王杯からの参戦でも若干評価は落ちる。去年が(↗)なら今年は(→↗)といった感じだ。それでも上昇マークが付くように決して悪くはない。

去年の当レースを勝った後、全くアテにならないレースを続けているようにも映るが、今回と同じ芝2000mのG3戦に限れば、2戦して2着、4着。他のレースは2000mでもG2だったり、2400mだったり1600mだったり、G1レースだったり…。

身の丈に合った条件の2000mなら安定して上位争いできるレベルには達しているとみる。特に2走前、31秒台の末脚でブラヴァス、ジナンボー、サンレイポケットに次ぐ4着、この脚にはたまげた。この時の臨戦過程が(↘)だったから余計にたまげた。

当時より臨戦過程の良い今回、稽古の動きも上々だ。先週のウッドの併せ馬ではエイトシャイデンに遅れをとったものの、5F64.6は自己最速。母系のロベルトの血のなせる業なのか、5歳にして今が充実期といった感じもする。

 

穴馬エントリーNo3

シゲルピンクダイヤ

昨年の秋華賞ではクロノジェネシス、カレンブーケドールという女傑に次ぐ3着。それを思えばその後の戦績が寂しい限りだが、高速決着のヴィクトリアマイルで6着した辺りから復調の兆しは見せている。

2走前京成杯AHは行った行ったの流れの中、本馬も道中の位置をキープしたに過ぎないが、それでも休み明けで+18キロ。戦前から「叩きつつ良くなれば」などというコメントが陣営から出ていたことを思えば及第点の内容。

叩いて良くなるはずだった前走(府中牝馬S)の敗因は道悪だろう。ダイワメジャーにハイシャパラルというパワーと重厚さに溢れた配合ながら、あの浮き足だった走りを見るとあの馬場が味方したとは思えない。であれば、叩き3走目の今回あたり、そろそろ「叩きつつ良くなる」を実現してくれるのではないか。

桜花賞で2着してオークスで12着だったせいか(それと父ダイワメジャーからも)、マイラー志向の強い馬というイメージもあるが、秋華賞のタフな流れを差し込んできた脚は光っており、私としては案外中距離向きではないかと見ている。

その秋華賞が1800mのローズSを叩いての上昇。今回も1800mを叩いての臨戦。秋華賞では爆走娘コントラチェックがハイペースを刻んでタフな展開を演出したが、今回もそれに近い存在のタガノアスワドがいる。タフな差し比べになれば秋華賞よ再び!といったところだ。

 

穴馬エントリーNo4

ワイプティアーズ

シゲルピンクダイヤの時には記さなかったが、この舞台はダイワメジャーの得意な舞台だ。過去3年の複勝率は34%。これはディープの32%をしのぐ相性の良さ。まだ分母は少ないが、この舞台を得意とするエピファネイア産駒にもいえるが、単なるスピードだけではなく持久力も必要な舞台ということだろう。

そのことを知っていたので、本馬の出走していた3走前の走りに注目していたが、スタートで安めを打って道中もちんたら後方を走っていたので、「いくらダイワメジャーでも全てが来るわけでもないしな」なんて思っていたら、切れないがバテない末脚を駆使して3着に突っ込んできたので、「やっぱりダイワメジャーに合うんだな」と再認識した次第。

過去に同産駒のロードヴァンドールなんかもこの舞台の重賞で何度か馬券になっている。軽快な先行力を有したロードヴァンドールとは違い、本馬は器用さのかけらもないレースしかできないのだが、そこで味方になりうるのが先ほども名を挙げた暴走逃げ馬タガノアスワドの存在だ。この馬の出走したレースはたいてい後方にいた馬が突っ込んでくる。

そんな展開の味方があっても重賞では入着がいっぱいかな…と思いつつ、夢馬として穴馬メンバーズの一頭として挙げておきたい。

 

このカルテット以外にもマイネルサーパス、トリコロールブルー、オウケンムーン、デンコウアンジュなど挙げだしたらキリがないくらいだが、先週の中京は明らかに内が有利だったので、枠順が出てから改めて吟味したい。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

 


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先週ウィークデイに挙げた推し馬レッドベルディエスは薄氷を踏む思いながらも3着を死守。

今週はこの馬に期待しとります(ランキング欄に)

 

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