テレビを見なくなって久しいこの頃。見るとしたら、グリーンチャンネル無料の午前の部、午後の競馬のBS11、テレ東、フジテレビの競馬中継くらい。
昔は起きたらまずテレビを付け、帰宅したらテレビを付けてのテレビマンだったというのに人は変わるもんだ。嘘・やらせ・ 利権のはびこるテレビやマスコミ業界に嫌気がさしたと言ってしまえばそれまでだけど、単に面白い番組がなくなったのか、自分が大人になって何事にも無関心になってしまったせいもあるんだろうか。それに今はテレビなんぞ見なくても、YouTubeで事足りてしまうからね。むしろYouTubeの方が断然おもしろい。
昔は夢中で見ていたレコード大賞や紅白歌合戦も、「まだやってんの?」という感じ。自分は中森明菜命だったので、今年も彼女が出るのか出ないのかは気になってはいるけれど、もはやそれ以外の人たちは誰が出ようがどうでもいいという感じではあった。
ところが先日何気なく出場歌手を見てみたら、布施明と岩崎宏美の名があるではないか。この2人はかつてコンサートに行ったことがある。歌のうまさにかけては日本の至宝クラス。なぜこういう人たちが出なくてよく知らない韓国グループとか出ちゃってんの?と遺憾に思っていただけによくぞ復帰させてくれたなと。今年は久々に紅白、(この2人だけは)見よっと。
個人的願望で言えば、小柳ゆきとか石野真子も出て欲しいけど、それは到底無理な話(特に石野真子は)。幼少期に初めてレコードを買ったのが石野真子のベストアルバムで、今だに当時購入したベストアルバムをサブスクで聞き流していたりする、予想しながら(笑)『失恋記念日』とかいいですよ。ノン・ノン・ノ・ノン♪てか。
出て欲しくても、もはや見ることさえ叶わなくなってしまった歌手といえば、ちあきなおみだ。久々に彼女の紅白でのパフォーマンスを見たくなってYouTubeを漁ったが、以前見られた紅白の動画が見つからなかった。何かが憑依したかのような熱唱に、「なんとも気持ちの悪い歌ですね」とアナウンサーが放言してしまったエピソードもある。その代わり、ドリフで歌った時の動画が見つかった。
ドリフで歌ったんかい、子供たちの前で。なんかすごいんだが(笑)
ついでにこんな動画も出てきた。ドリフ繋がりからの志村けん。笑いたい時は志村けん。
この動画、実はチャンピオンズCを外した夜に見つけたんです。救われましたよ。
なんてたまにはどーでもいい話をした後に、意表をついての通常運転。
阪神ジュベナイルフィリーズはどこをどう見てもあまりヤル気が起きないので、
もうひとつの古馬重賞、中日新聞杯の臨戦面主体の見解を。
ヴィンセンシオ(⤴)B
前走は初ダートの不良で酷な状況(参考外)。実績のある芝に戻せば悪くない臨戦だが、まだ古馬との相手関係は未知数。葉牡丹賞でゲルチュタールを下し、弥生賞ではミュージアムマイルにも先着しているくらいだから通用の力はあると思うが。前走後、ルメールが「良いダート馬に育つと思う」とコメントしていたことも気がかりではある。
グーデンドラーク(→)D
4戦目以降ダートしか使われていないが、何気に新馬は芝2000m。全姉兄が芝で4勝、3勝しており、血統的には芝向きの印象も。稽古の動きは近走大敗の影響を感じさせないし、久々の芝で一変の可能性がなくはない、可能性は極めて低そうだが。
シェイクユアハート(→)B
3走前の小倉記念を絶好臨戦としたら、今回は新潟記念の時よりは良いが、前走ほど良くはないといった状況。ただ、3勝クラス時代は良くない臨戦時でもほぼ崩れず、5走連続2着したほどの馬。未勝利や下級条件ならまだしも、3勝クラスで一度も3着以下に落ちずに、それでいて勝ち切れずに2着をこれだけ続けた馬が他にいただろうか?(いたかもしれないが稀のはず)。新潟記念こそ速すぎる上がりに対応できなかったが(相手も強かったし)、自身と同レベルの相手にはまず崩れない特性からすれば、今回も臨戦云々かまわず上位争いしてきそう。個人的に好きなタイプなので頑張って欲しいというのもあるが。
ショウナンアデイブ(⤴)C
小倉大賞典2着で全てを使い果たしてしまったかのような近4走。順張り傾向のディープ産駒がこの絶不調から一変するのは相当難儀だが、3勝クラスではシェイクユアハートを下しているし、重賞実績もある。前走のアルゼンチンは距離が長く不適な条件だったので、適性舞台の今回は臨戦面の上積みがありそう。その上積みでどこまでリズムの悪い現状を打破できるか。
シンハナーダ(→)B
前走の勝ちっぷりが圧巻で勢いだけなら即通用の感はあるが、臨戦過程は前走の方が良かったし、あまりに破壊力のある末を使ってしまった反動の懸念も。デビューから2連勝しているが、その後の連続好走はなく、出し切るがゆえに連続好走が難しいタイプなのかも。だとしたら前走の鮮やかな走りで人気になり過ぎるようだと懐疑的に見たい面も。
ジューンテイク(⤴)A
大病から復帰しての4戦。復調に手間取っているが、チャレンジCは後方からのニュースタイルで最速上がりと兆しは見せたし、京都大賞典は相手が強い上に4角18番手ではさすがに届くはずもなく。陣営がいつまでこの追い込みスタイルを続けるかにもよるが、勝負に徹した本来のスタイルに戻してくるようならそろそろ怖い(と言ってもどんな戦術で来るかはこちらは知る由もないのだが…)。中京との相性も良いし、G2勝ち馬にして57キロならトップハンデでも恵まれた方か。人気次第では面白い。
ファミリータイム(→)C
低調は構成のハンデG3だけに連勝して勢いのある馬は本来なら上昇臨戦になるのだが、本馬の場合は2走とも9頭立て以下で2200mという特殊条件のスロー、かつ2番手から抜け出すノーストレスの立ち回り。もともと追い込みスタイルだったこの馬が先行できるようになった点を評価する面もあるのだが、昇級戦の2000mだった4走前には1番人気6着(当時は実績のない新潟ではあったが)。相性の良い中京ならという気はしつつ、現状では人気次第といったところ。
マイネルケレリウス(⤵)D
半年振りだった前走で3着。近3走とも上がりは最速で差しがハマりそうな状況では常に警戒が必要だが、現状重賞での目途は立っていないし、力の抜けていた1勝クラス卒業後は連続好走がない。今回は前進より後退と見るのが妥当。
マイネルメモリー(→)B
マイネルケレリウスとキャラ被るの馬でタフな消耗戦ではこわい存在。本馬は函館記念3着で一応重賞の目途も立っている。小倉記念は函館記念の反動で走れなくて当然。近2走はOPレベルで⑨⑤着だが、前走は3着とハナ差。叩き良化タイプの叩き3走目。休み明け激走後のケレリウスより、そろそろ機の熟しそうな本馬の方に魅力。
マイネルモーント(→)B
近3走は凡走だが、金鯱賞は臨戦過程が悪い上に相手が強く、函館記念12着は直線全く反応できずに能力を出し切ったとも思えない。前走はOPで5着だが、瞬発力勝負に切れ負けしながらも良く踏ん張った方。前走叩き台と思えば悪い内容ではなく、前走よりタフな中京替わりも悪くない。金杯2着の実績はあるし、今回の面子なら十分通用。
メリオーレム(→)C
2度重賞で1番人気ながらいずれも凡走の過剰人気馬。3勝クラスでも2度の1番人気で大凡走の前科もある。現状OP以上では⑤⑬⑨⑩着という成績で、神戸新聞杯5着はあるものの、人気に推されるほどの実績があるわけではない。前走も同位置から運んだマイネルモーントには離されているし、今回もマイネルの方が人気薄なら買いたいのはマイネル。この手のタイプは人気急落時に押さえるのが定石という感じで今回も人気次第。
リフレーミング(→)C
福島記念はペースを考えれば8着でも復調を示す内容。まだ半信半疑だが、昨年当地で重賞を勝っているし、3カ月振りを叩いて更に前進が見込めるようなら、近走のように問答無用にノーマークというわけにはいかないかも。あくまでも状態次第で押さえるかどうか。
レッドバリエンテ(→)D
前走は1年半振りを思えば悪くない内容だが、大病明けの中2週でどこまで上積みがあるか。中内田厩舎ならある程度仕上げていたろうし。休養前の絶頂期にOPで下した相手はブレイブロッカー、タイムオブフライトといった低調な相手。使っていけば変わるかもしれないが、現時点で重賞は早計な印象。
A評価はジューンテイクだけとしたが、復帰後は本質的に以前とは違う馬になっているので、おいそれと飛びつけない状況。追い切りや枠なども加味して、B評価の馬たちとも見比べつつ軸選びをしていきたいなと。
↑特別戦からの注目馬(2)

1970年代生まれ。生粋のギャンブラー(中央競馬のみ)でありながら、自然散策や温泉、寺社仏閣巡りなど一見すると相反するような殊勝な趣味を持ち、毎週のように出かけているので馬券は旅先で買うことが多くなっている。便利な現代に感謝。ほか、三国志や中韓歴史ドラマをこよなく愛し、中国4000年の歴史を持つ気功や太極拳などもかじっている。実生活では愛猫との2人暮らし。セミリタイアを夢に、競馬だけでなく、株式投資やFX、せどりなどいろんな金稼ぎには大いに興味あり。このブログもアフィリエイトやGoogleアドセンスを始めるきっかけとして立ち上げた。