観光

横浜関帝廟 見聞録

今日はガンの活性を調べるために横浜を訪れた。

ガンの活性とは何ぞや?というのはまた別の機会に譲るとして、せっかく横浜を訪れたのだから、どこか観光にでもと考えるのが自然な流れだろう。

横浜といえば、中華街や山下公園などが有名だが、あまりにも定番すぎて今さら別になぁ…という気もしたのだが、振り返ってみればしばらく訪れていなかったし、本来なら中華街におられる関帝廟は毎年訪れても良い場所だったはず、三国志オタとしてはね。

ということで、さっきまで別になぁ…だったのが、急に関羽様~といった豹変ぶりで中華街へレッツラゴー!ということになった。

 

中国を発生源とするコロナウィルスが世間を賑わすこの今、あえて中華街ってのもどうなんだ?という気はしないでもなかったが、中華街にいる中国人たちがウィルスを保有しているというのも偏見だろう。

偏見といえば、中国人に対しては偏見を抱きやすい。

というのも、生粋の中国人だけが働く飲食店などに行くと、「雑・ぞんざい・ぶっきらぼう」の三拍子揃っている店員が多いからだ。

ただ、そのような店員は少ないながらも日本人にもいるだろうし、以前に中国人とテニスをしたことがあるのだが、その彼は日本人以上に純粋で好青年であった。

何より信義の象徴とされる関羽や諸葛亮を生んだ中国だ、今の中国の事情がどうかは別として、私としては最も好きで最も訪れたい外国が中国なのである。九塞溝などは一生に一度は訪れてみたい。

 

さて、そんな私の中国への想いはさておき

久々に訪れた中華街

 

平日にしては人もそれなりにいるようだが、行列を謳い文句としている下のような店にお客はいなかった…やっぱりコロナの影響はあるんだろうか。

 

 

にしても、いかにも中国って感じのこの雰囲気はやっぱりいいなぁ。豪華絢爛きらびやか。

三国演義のお店なんか、三国志オタにはたまらんって感じだけど、中は意外にも三国志、三国志はしていないという噂? でも、当時の料理などが食えるだとしたら、やっぱり一度は訪れてみたいね。

 

 

でありながら、このような稚拙な感じがまたいける。センスなさすぎなところが逆にセンスある(笑)

 

トイレも雰囲気あるよね。

それにしても中華街はバイキングが多いね。しかも安い。以前の私ならキラーンと目を光らせていたところだろうが、この歳になると、さすがに中華のバイキングは気が引ける。

そんなこんなで、街並みをぶらぶら楽しみながらもなかなか関帝廟が見つからないので、何度もメインストリートを往復する羽目になり、最後はどこぞやのお店の人に尋ねてようやく辿り着いた、関帝廟。

 

 

一度来たことはあるがやっぱり感慨深いなぁ。

ただ、お参りするためには、500円のお線香を購入する必要があるらしい。

さすが商売の神様と崇め奉られる関羽だけのことはある、抜け目ないわ、などと罰当たりなことを思ったりはしなかったが、一瞬、高っ!とは思った。

JRAにはその10倍もの貢物をすることがあるというのに、こうした時のケチさ加減ときたら我ながらあきれるが、馬券と日常の金銭感覚って全くの別次元なんだよね。

 

ま、冷静に考えたら関羽に会えるのなら500円なら激安かってことで気を取り直して、線香を購入してお参り開始。

そうそう、お線香だけでなく、この通行証代わりのカードもいただける。これ自体お守りのような役割があるようで、だったらやっぱり500円はお得だわ。

 

      
 

1から5の香炉に1本ずつ線香を立ててゆく。

 

それぞれに神様が宿っているようだったがよく見ていない。その辺はだいたいだ(笑)

 

 

御堂の中では写真が撮れないが、外の撮影でもきらびやかな様子は伝わるだろう。中央にデンと鎮座する赤ら顔のお方がかの関羽雲長だ。

「なつめのような赤い顔」と形容される関羽の顔はだいたい鬼のように赤いのだ。

御堂の中では正座して3度お辞儀してお参りするスタイル。

日本の神社の2拝2拍手1拝と同じような感じだが、正座するというのが、よく中国の歴史ドラマで目上の方に対してとる姿を彷彿とさせる。

ちょうど今、その手のドラマを観ていたので、私も王様に相対する下僕のような気分になりきって、正座して手を前について3度お辞儀した。

自分の名前や住所を告げるのも日本の神社と同じ。

しかし「関羽って日本語分かるんかなぁ?」などとどうでもいいことばかり考えててしまうのが悪い癖(笑)

 

        

平日のせいかお客も少なく、一人パシャパシャ撮影していたが、中国人のスタッフがそろそろいいだろというような感じでにらみを利かせてきたので(単にそう見えただけ)、そそくさと関羽に別れを告げたが、以前の訪問時には気付かなかった外壁(下)にもこのような彫刻が。

中央が関羽。

その上は三国志好きなら分かるであろう周倉だ。終生、関羽に忠誠を誓ったいいやつ(笑)

 

これも関羽なんだろか。

ちょっと黄忠にも見えるんだが。

黄忠というのは、関羽とも死闘を演じ、後に劉備をともに助けた「老いて益々盛ん」が形容となっている忠義の士。私の最も好きな将軍の一人だ。

 

関帝廟の向かいの関帝廟とは関係のなさそうな建物の外壁にも関羽。

関羽の中国での崇められ方は相当だ。おそらく歴史上の人物でも孔明や別の時代の豪傑を含めてもナンバー1なのではないだろうか。

さて、今度こそ本当に関羽よさらば。これからは毎年お参りにくるかもよ?

 

この後はどこに行くべきか。何気にこの辺の地理は全く分からない。

が、私はこういう時、気の赴くままに歩いてみる性分だ。行き当たりばったり。

かつて凱旋門賞を観戦するためにフランスに赴いた時のこと。

パリの街でこの行き当たりばったりのスタンスを取ったら、完全に道に迷って露頭に迷い、英語も通じず涙目になった過去があるのだが、さすがに横浜ではそんなことはないだろう。

ということで、とりあえず目に前にあった業務スーパーに入った。我ながら謎の行動だ。

その後は、看板にしたがって山下公園に行くことにした。

 

すると現れたるは海と船。

海はいつ見ても感動する。これが海なし県人のさがってもんだ。

しかし、この当たりにプリンセス・ダイアナ号が寄港したのかと思うと、途端にきな臭い気分になってくるのだから、人間の気分など本当に気持ち次第だ。

 

そして、ここに来るまでに少々重荷になっていたのが、先ほど業務スーパーでゲットした荷物だ。

何を血迷ったのかずっしりと重みのある1リットルものドリンクに、これまた重量感のあるサツマイモ、5個ならまとめてなら300円という割安感に負けてアボカドもどっさり。そして半額のバナナ…

こんなもの地元のスーパーでも買えたろうよ。重てぇよ…

しかし、ここまできたらもう少しどこかに足を伸ばしたいところ。

看板を見ると、山下公園から赤レンガまで1.1キロとある。

この重いスーパー袋を持ちながら1.1キロか…ただでさえ、リュックも背負っているというのに。

でも待てよ、1.1キロとは、100mを11回歩けばいいだけのこと、なら近いな。

…などと都合よく思ったのが運のつき。

中華街までもかなり歩いていたので、けっこうその11回が遠かった。

 

ただ、横浜の街並みってのはいいね。

なんだかモダンとクラシックが共存するような何とも言えぬ雰囲気がある。

上の建物なんか、文明開化の音がするって感じがするよ(どんな?)

 

これは裁判所だったかな(おぼろげ)

 

このアンモナイトのような形状。いいわぁ。

こんなの写真撮ってるおのぼりさん、他にいなかったけどな。

そして、海沿いを歩く道すがら、海の方から船の汽笛が聞こえてきた。

この時は、おぉ、さすがに港町!と感動してしまって、思わず谷村新司の「遠くで汽笛を聞きながら」などを口ずさんでしまったよ。

口ずさみながら、「ん、でも汽笛って汽車が発するもので、船の場合は汽笛とは言わないんだっけ…??」などと選曲を誤ったかもと考えたりもしたが、とりあえず盛り上がりのサビの部分まではそのまま歌っといた。何気に昔の私のカラオケの十八番だったので。

 

そんなこんなで、ようやく100mを11回クリアして赤レンガに到着した。

 

デートで人気の赤レンガとは聞いてはいたが、しょせん単なる倉庫だべ?なんて思っていたが、到着して間近に見たら思いがけず感慨深いものがあった。こういう歴史ある建築物は大好きなのだ。

 

そして、今日はじめて単なる倉庫の跡地ではなく、この中にいろんな店舗が入っていることを知った。なるほど、だから若者に人気のスポットなのねと納得。ほとんどの人が今更って思ったろうけど。

 

ただ、このレンガの中の密室は、何となくウィルスの宝庫のような気もしたので(感染系映画の見過ぎw)、中に入ることはやめといた。

 

そもそも、業務スーパーの袋が足かせとなって、もう歩く気力も失せていた。

ここからだと関内という駅が400mぐらい先にあるようだが、そこに行くのすらめんどい。

関内から我が地元の駅に行くまで、どれだけ乗り換えるかもよう分からない。

横浜からなら一度の乗り換えでぴゅーっと帰ることができるのだ。

 

などと若干途方に暮れていると、海の方から、「横浜駅東口に向かうシーバスがもう少しで到着します」とのアナウンス。

シーバスというのはその名の通り海のバス、要は船。これはまさに渡りに船。

もう業務スーパーと一緒では400mですら歩きたくなかったのだ。

それに、小旅行の最後を船に揺られて戻るというのも乙じゃないか。

ということで、600円の乗船券はちと高いと思ったが(またケチな発想)、背に腹は代えられず、船へと乗り込んだ。

 

時刻は夕闇。船から眺める横浜の街並み。ほんの15分ほどではあったが素敵であった。

ただ、その頃には我がスマホの充電の命が尽きて写真を撮ることは叶わず。

旅の最後の肝心なシーンだというのに…

 

だけどさ、海から横浜の街並みや船の振動に合わせて波打つ水面を見ていると、なんだかとっても黄昏てしまうんだよね。

はたから見れら、甲板でぼーっと波間を眺める私は、投身自殺でも考えているようにも映ったかもしれないが、その時、私はこんなこをと考えていたんだよ。

五木ひろしもよくぞ歌ったもんだね、よこはま、たそがれ♪ってさ。

これはブログの落ちに使えるぞ♪ってさ(笑)

 

お後がよろしいね。

いやぁ、でも横浜、意外にもいいところが満載だったわ。

今日、いけなかった三渓園という庭園やイギリスの庭園などもあるようだし、様々な公園や港、私好みのものがこんなにあるとは、まさに灯台下暗し。

これは近いうちに、再び訪れなければいけないなぁと思った次第であるよ。

 

追記

帰宅して横浜の業務スーパーでゲットしたサツマイモをくらった。

なんと紫芋。アントシアニンばっちり。

これならわざわざ横浜でゲットした苦労も報われる(笑)

 

 


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